純度200%の可愛さと感動がここに「けいおん!」【感想】
どうも、えんどろーるって奴です。
少し久しぶりのような感じがしますが、現実が多忙だったのでなかなか記事に取り掛かれませんでした。
今は少し余裕ができたので、前々から告知していた社会現象作品。
「けいおん!」
アニメは第一期から二期、そして映画があり、アニメは一期が2009年の春アニメ、二期が2010年の春~夏アニメとして放送されました。
言わずと知れた有名作品ですが、なぜか今まで手を出していなかったという...
前評判はとてつもなく高いですが、本当のところはどうなのかというのを評価していきたいと思います。
○作品の紹介
1年編
私立桜が丘女子高等学校(桜が丘高校)に入学した田井中律は一緒に入学した幼なじみの秋山澪とともに軽音部の見学に行こうとするが、部員が前年度末に全員卒業してしまったため、4月中に新入部員が4人集まらなければ廃部になると聞かされる。その後、合唱部の見学に来るつもりが律の勧誘で軽音部に来てしまった琴吹紬は、律と澪の掛け合いを聞いているうちに2人を気に入り、入部に同意する。3人は部の存続のため、あと1人を入部させるべく勧誘活動を開始した。
主人公の平沢唯は何か部活に入ろうとするが何も思いつかず、2週間ものあいだ入部届を書けずに日々を過ごしていた。そんなとき、軽音部の存在を知った唯は「軽い音楽って書くから、簡単なことしかやらない(口笛とか)」と思い入部届を出してしまう。実際にはバンド活動をするなどを知り「自分にはバンドはできない」と入部を取り消してもらうために部室を訪れた唯だったが、3人の演奏を聴いて心を動かされ入部を決意した。
こうして集まった4人は唯の楽器購入を手始めに、練習・合宿・学園祭とゼロからの音楽活動を行っていく。
wikiより
二年生編では、新しく後輩として中野梓が加わり、五人で軽音部バンド
「放課後ティータイム」として活動していきます。
まぁこれといって触りどころのないあらすじですが、それがこの作品の魅力でもあり、後に紹介するこの作品独特の雰囲気を作り出しています。
そして「けいおん!」を紹介するうえで欠かせないのが、社会への影響です。
数を挙げるとかなりありますが、まとめると
わぁ多い(白目)
特に下二つの影響は凄まじく、ニュースにも取り上げられていました。
ですが放送当時は視聴率は高くなく、普通のアニメでした(グッズなどの売り上げを除く)
○感想
ではここから本題の感想に入っていきます。
ネタバレは安定の全開なのでまだ見てないよって人は注意です!
・ストーリー
まずはアニメの中核となるストーリーを彩るキャラ達ですが、
正直可愛いが過ぎます
主なあらすじは上で紹介していますが、
天然な主人公であり、チューニングを機械なしでやってのける絶対音感の持ち主である
軽音部一の恥ずかしがり屋だけど、一番の頑張り屋の一面がある
澪の幼馴染であり、ムードメーカーとして部活を盛り上げる
田井中 律
ゆるふわムードの黒幕にして、かわいいふわふわお嬢様ポジ(?)の
琴吹 紬
そして上4人の後輩にして、ツンとデレと一番の軽音部思いの性格の
中野 梓
この五人で物語が進んでいきます。
物語の基本となる起承転結のような大きい流れはなく、一話完結のようなお話が多いです。
そしてその内容も、ほとんどは軽音ではなく部室でお茶やお菓子を楽しんだり、みんなでお買い物やプールなどの遊びに行ったり...
でもそれが良い。
自分はあえて名前を伏せますが、ただひたすらゆったりするだけのアニメって飽きてくるんですよね...。なんか話に抑揚が無いというか...(個人的な意見です)
ですが「けいおん!」はそんな展開ですら面白い、思わずこちらがニヤニヤしてしまうほどの雰囲気が溢れていて、とても見やすかったです。
さらにそれだけでなく、感動できる一面もこのアニメにはあって、特に二期最終話の梓に送る曲の「天使にふれたよ!」辺りはもうヤバかったです。本当に。
完璧といえるまでに完成された軽音部のメンバーもいつかはお別れが来ます。本当に最後まで寂しさを隠してきた梓が、この話で感情をさらけ出して、先輩たちに想いを伝えるのは反則ですよ...。
ストーリの面において、ここまで綺麗にまとまっているのは流石京アニだなぁと感じさせられます。
最終話で出てきた挿入歌「天使にふれたよ!」の制作秘話について掘り下げた映画もありまして、そちらも素晴らしい完成度でした。
ロンドンでも変わらずのゆったりテンポで、またあの5人組がみられるのはとても幸せでした。
「ごはんはおかず」のイントロ好きすぎてそこだけ10回ぐらい見てます()
・作画
京アニという制作会社の時点でもう分かりきっていることですが、非常に安定しています。
制作自体は少し昔なので、若干の乱れはありますが、それでも今のアニメと十二分に勝負できるレベルです。
もともとこのアニメはフニフニな作画で描かれるものなので、あまり書き込みすぎると逆に違和感が生まれてしまいます。その点では、上手く背景とキャラの動きのバランスが取れています。
こう見るとこの頃から京アニは人物を書くことにおいては最強だったんやなって...
肝心のライブシーンの作画ですが、こちらは一転激しいカメラワークなどが多く、OPなどではカメラが一回転しながらのライブシーンなどなかなか作画陣を殺そうとしているのが垣間見えました()
・OP.EDなど
けいおんを見終わった人はもちろんですが、見ていない人でもけいおんは曲だけは知っているという人も多いと思います。
正直この作品に突っ込むとしたら、ここしかないんですが
曲のクオリティが高校生のそれじゃない
本当に全部が神曲と言われるほどに、完成度が高いです。
けいおん中やそれ以外のキャラソンを合わせると曲数は84曲にもなります!
それなのに完成度まで高いなんて...
今回はその中でも私的に選んだ曲を載せておきます。
・GO!GO!MANIAC
・Don't say lazy
・No thank you
・天使にふれたよ!
と、こんな感じですが、これらすべて放課後ティータイムの曲です。
しかもこれが全部ではないという...。
その他の曲はレコチョクなどで確認できますのでどうぞ
・総評
かなりの魅力を上で語ってきたので言うまでもないと思いますが、
素晴らしいです。
軽音自体の魅力はもちろん、一人も脇役がいないキャラ達、そしてゆったりで心地のいいストーリー展開、完成度の高い曲たち....。
さすが社会現象作品なだけはあります。
あえて批評点を挙げるならば、若干の作画の乱れぐらいでしょう。あまり気にならない程度ではありますが。
一期から二期までの話数で、一気に入学から卒業までを描いており、その適度な展開の速さも、私がこのアニメを最後まで楽しんで見れた理由かもしれません。
今は異世界や超設定などがあふれていますが、今の時代の学校を舞台にしたアニメも見てみたいものじゃ..。(爺)
いつかごちうさも楽しんで見れる日が来るのだろうか....
というわけで今回の感想はここらへんにしておきます。
2回目の感想を書いていて思いましたが、やはりがっつりとした感想はこのブログには求めていけないようです。
ネタバレ注意と言いながら、表面だけを掠めるような感想はきっとTwitterの癖が残っているんでしょうね...
次回の予定はまだ決まってませんが、グラブルでガチャピンさんが始まってるので、いいものが引けたらその報告か、もしくは次の感想だろうかなと思います。
ではまたどこかでお会いしましょう
えんどろーる